» 2015 » 8月のブログ記事

他社 (他者) が作ったソースに手を加えるときに、非常にイライラすることがあります。

たとえば論理名で「種別」というフィールド名があったとします。
私ならそれを英訳したエンティティ名をつけます。

 ・type

ただ、このままだと VB.net など一部の言語の予約キーワードとなってしまうので、接頭辞をつけたりはします。
(商品種別の場合、item_type や itemType など)

そのままローマ字化する人が多くいますが、

 ・syubetsu
 ・shubetsu
 ・syubetu
 ・shubetu

ご覧のとおり、4種類もの揺らぎが発生してしまいます。
sy と sh の揺らぎは仕方ない (でもできるだけ sh にしてほしい……と思ってます) としても、tsu と tu の揺らぎは私個人的には許せません。
なぜならば、「つ」は「tu」で入力することができますが、「tu」は「てゅ」と読まれてしまうからです。
(「syubetu」と書いた場合「しゅべてゅ」と読まれてしまいます。 非常にかっこ悪いですね)

同様に、chi と ti の揺らぎも許せません。
「Tiba pref.」は「てぃば県」です。

つまり何が言いたいのかというと……
ローマ字化日本語を変数名に使うのはある意味仕方がないとは思うのですが、せめて可読な形にしてほしいということです。
前出の「tiba」は、普段そのように入力している方であればすぐに「千葉」と読めるかと思われますが、「ち」を「chi」と入力する人はすぐにはピンとこないのではないでしょうか。

そのような理由もあり、私はできるだけローマ字化日本語をエンティティ名や変数名に含めることを避けております。

余談ですが、じゃあ「天ぷら」とか「新聞」とかはどうするんだ、ということになると思います。
これらは、可読な形で表記すると「tempura」と「shimbun」となります。
「新聞」は迷わず「news_paper」としますが、「天ぷら」は迷いますね。
私ならおそらく「tenpura」にしてしまうでしょう。
……ていうか天ぷらなんて変数名付けねえよw