過去に Apple が嫌いだと言った私でしたが、最近 Mac を買いました。
機種は MacBook Air Late 2010 です。
車やバイクと同じ感覚で、まずは中古を使い倒して慣れてしまおうと言う考えです。
お金がなかったからとかいう理由じゃないよ。 ←半分はそれ
使い出した理由は今後言いますが、まずは 2 か月ほど開発機として使ってみての感想を書き留めたいと思います。
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良い点
- 画面がキレイ
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さすが、というべきでしょうか。
どこを見回してもビットマップ フォントなど見当たりません。
ちなみに画面解像度 (画素数ではありません) が 72dpi なので、12pt のサイズの文字がかなり小さく見えます。
ですが、綺麗なアンチエイリアシングのため見づらいということはなく、また、文字が小さいということはそれだけ多くの情報を表示できるので、画素数が 1366 x 768 の MacBook Air でもソースコードを読むのにそんなに狭さを感じません。
また、コントロールの背景色 (MDI の何も開いていない状態のアレの背景) なども単色でないので、なんとなくキレイに見えたりします。 - 標準アプリが意外と使える
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メモやカレンダーなどは、iCloud のアカウントがあればそれと自動的に同期してくれます。
iCloud を通して iPhone とも標準のアプリだけで同期できるのは素晴らしいですね。
(私の携帯は iPhone ではないので、その恩恵はありませんが……) - ネットワーク プロファイルの切り替え
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自宅では IP アドレスを固定している場合でも、テザリングでは DHCP という方は多いのではないでしょうか。
Mac では OS 標準のネットワーク設定で DHCP と固定 IP アドレスの切り替えができます。
おまけに名前をつけて管理をすることもできます。
そのため、たとえば自宅と会社が固定 IP アドレスで、テザリングのみ DHCP という場合でもプロファイルを 3 つ作っておいてそれを切り替えるだけで対応できます。
まぁ、Android では (iPhone でもそうかもしれませんが)、Wi-fi のアクセス ポイントごとにその設定ができる (アクセス ポイントが切り替わるだけで設定も切り替わる) ので、そうなってくれれば 100 点満点なんですが。
Windows は今でもそれらのどの機能も実装されていない理由がわかりません。 切り替えのためのバッチファイルを作って管理者として実行しなきゃいけないのは大変です。 頑張ってよ、Microsoft さん……。 - 起動音
- 個人的に、起動時の「デューン!」が気に入っていますw
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良くない点
- フリーソフトが少ない
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特に開発に使うアプリが少ないように感じます。
DiffMerge というテキストの比較をするソフトでは、ファイルやフォルダ同士の比較はできますが、ドキュメントを新規作成しオン メモリで比較する機能がないなど、若干の機能不足を感じます。
なお、有料ソフトでは高機能のものがあるようですが、Windows ではフリーで実現できる機能にお金を払うのは……と、購入に二の足を踏んでしまいます。
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勘違いされる点
- Mac は落ちない
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落ちます。 普通に。
昨今の Windows と同じくらいの頻度で強制終了をしています。 - Mac は同スペックの Windows マシンと比べて動作が高速
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んなことありません。
やはり Core 2 Duo 1.4 GHz では、それなりの動作速度です。
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慣れが必要な点
- 日本語入力の切り替え
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Windows では「半角/全角」キーで切り替えますが、Mac では「英数」キーと「かな」キーで切り替えます (JIS 配列の場合)。
今でこそようやく慣れてきましたが、未だに「1」キーを押してしまうことがあります。
また、Windows に戻ると「変換」「無変換」を押してしまいそうになります。
非英語圏のユーザーにとっての宿命でしょうかw
ちなみに delete はそのキーの位置からすぐに慣れることができました。
(Mac の delete キーはキャレットの前の文字を削除します。 Windows だと Backspace の役割です)
結論として、Windows vs Mac の決着は付かないものだと思いました。
特別な事情がない限り、また、趣味として Web ブラウジングをするとかメールをするとかだと、どちらでもいいような気がします。
私は一応特別な事情があるので、MacBook Pro が欲しいなぁ、と Apple のサイトを眺めていますw
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