2004年05月02日 ピースケ
要約
この文書は XDNML Ver. 0.01 について述べられたものです。
XDNML とは eXtended Digital Novel Markup Language の略で、花梨氏策定の DNML を拡張したものです。
1 記述の定義
書式の記述について、以下の定義をします。
- [ ] 内の属性は省略可能を表します。
- 斜体文字の値は可変であることを表します。
2 主な構造
XDNML の主な構造は以下のようになっています。
<dnml>
<head>
</head>
<body>
</body>
</dnml>
タグやパラメータ名は大文字と小文字を区別しません。
表記は揃えることを推奨します。以下のような表記は避けるべきです。
- <br> と <BR>、<Head> と <HEAD> を混在する
- <heAd> など、先頭文字以外のみを大文字にする
可読性に問題が発生する恐れがあります。
3 head タグ
head タグの内側には初期設定項目を記述します。
初期設定項目は以下のものです。それ以外のタグは記述できません。
- stage タグ
- screen タグ
- space タグ
- window タグ
- plugin タグ
- icon タグ
- cursor タグ
- meta タグ
書式:
<head [inherit="boolean"]>
inherit 属性に “true” を指定してすると、ジャンプ元の設定を継承します。
例: <head inherit=”true”>
</head>
4 body タグ
body タグの内側には本文を記述します。
初期設定タグのうち、以下のものは本文中でも使用できます。
- window タグ
- icon タグ
- cursor タグ
書式:
<body>
5 meta タグ
各種情報を記述します。
name 属性の値の解釈は、各ブラウザによって定義します。
書式:
<meta name="info_name" content="info_content">
使用例 – 作成者情報を付加する:
<meta name="author" content="ピースケ">
6 DNML 準拠のタグ
DNML 準拠のタグは、その仕様に変更はありません。
以上です。追加要素をご希望の方は、コメント、またはメールにてご連絡ください。
トラックバック
このブログ記事に対するトラックバックURL:
Comment feed